みなさんは「消滅飛行機雲」という言葉を聞いたことがありますか? 普通の飛行機雲は空に白い線を引いていきますが、その真逆。もともとあった薄い雲を、飛行機の熱気や乱気流が蒸発させることで、雲の中にぽっかりと青空のラインが生まれる現象です。 普通…
帯化現象だ! 我が家の庭のテッポウユリが明らかに様子がおかしい。なんだか茎がやたら太い。しかも先端がモコモコ、ギュウギュウ、団子状態。 これはウイルス病か?普段は無症状だけど環境因子で発病するというユリによく見られるというあれか?「これ…枯れ…
実はこれ、「誰が最初に作ったかははっきり分かっていません」。「東京特許許可局」は明治〜昭和初期ごろに広まったとされるアナウンサーや俳優の滑舌練習用として使われた。その後、早口言葉として一般に広まったという説が有力です。 どこにあるの? 結論…
「ペットボトル5本で1WAONポイント。……これ、無限にやれば働かなくてよくない?」 イオンのリサイクル機の前で、誰もが一度は抱くこの小さな野望?今回はこの夢のようなアイデアを、今回はこの夢のような?アイデアを、シュミュレーションしてみました。 1. …
「検討を加速します。」どこかで何度も聞いた言葉がありませんか。会議でも、国会でも、社内説明会でも良く聞く言葉ですよね。 「検討」とは「物事をいろいろな面からよく調べ、それでよいかどうかを考えること」。ということです。 ただ、検討を重ねた結果…
ある日、子どもが食べていたゼリーのフタを、何気なく眺めていました。裏面には、よくある子ども向けのなぞなぞ。 そこには、よくある小さななぞなぞが書いてあった。あっはいはい何となく答えは分かってます。。多分そうだよね。蓋の裏ははもちろんあの動物…
みなさんは『アリとキリギリス』をご存じでしょうか。 夏の間、歌って遊んでばかりいたキリギリスは、冬になって食べ物がなくなり困り果てます。そこで、せっせと働き食料を蓄えていたアリに助けを求めますが、アリはこう言います。 「夏に歌っていたなら、…
見積書を眺めていて、思わず手が止まりました。そこに書かれていた言葉は――「測温抵抗体」意味は分かります。いわゆる温度を測るためのセンサーです。それなのに、なぜか妙にかっこいい。もちろん、この感覚は周囲にはほとんど伝わりません(笑)。特に惹か…
「皆さん、家に帰るまでが遠足です」 どこかで聞いたことのある言葉ではないでしょうか。私も聞いた記憶があります。けれど子どもの頃は、正直こう思っていました。 いやいや、もう遠足は終わったでしょ? 大人になってからこの言葉を思い返すと、実はとても…
「♪ 真っ赤なお鼻の〜トナカイさんは〜」子どもの頃からずっと歌ってきたこのフレーズのせいで、私は長いあいだ「トナカイ=赤い鼻の生きもの」だと思い込んでいました。しかし実際のトナカイの鼻は、黒〜茶色が普通。この事実を知ったとき、ふと「原曲って…
—かわいいのに宇宙の“恐ろしさ”がじわりと染みてくる名作絵本— 図書館に行ったとき、実はあまり時間がありませんでした。タイトルだけを見て選んだのが、この絵本『まるごとうちゅうカレー』。 「宇宙カレー?おいしそうだな」「宇宙飛行士がカレーを作る話…
クリスマスの夜、「どうしてサンタは世界中に一晩でプレゼントを届けられるの?」そんな素朴な疑問に対して、人々はこれまで“魔法だから”で説明してきました。でも実は、サンタの世界にも時代の変化と物流改善があり、昔ながらのイメージそのままでは立ち行…
幸せを売る男──文明の光と、私たちが差し出しているもの 作:草場 一壽絵:平安座資尚サンマーク出版 ■ あらすじ ある日、主人公トモの住む村に「幸せを売る男たち」がやってきます。彼らは“幸せ”と“人間らしい生活”を教えてあげると言いますが、ただではあ…
かつて教科書で「ソ連経済は、頑張っても給料が同じだからやる気が出なかった」と習いました。確かにそれは一理あります。しかし──もし、全員がやる気100%で働いていたら、ソ連は成功したのでしょうか?今回はその視点から考えてみます。 ソ連の理想:すべて…
子どもの時に母親に何度も読んでもらった作品 それがめっきらもっきらどおんどん。 この絵本を読んでいて気になったのは、なぜ木の穴に吸い込まれそこは夜の世界なのか、妖怪たちはなぜ登場したのか、なぜ妖怪たちはおかあさんと呼ぶのを止めたのか。 改めて…
1. 本当に若者が離れたのでしょうか? 見方を変えてみると… 「若者の〇〇離れ」――車離れ、テレビ離れ、結婚離れなど、よく耳にします。でも、本当に若者のせいでしょうか?実際には、“古いコンテンツ”がアップデートされず、目新しさを失っていることが原因…
ナマケモノ──静けさに宿る達人ナマケモノを知っているでしょうか。 「あー、働きたくない、やる気なし」という人のことではありません。ナマケモノと名付けられた動物の方です。 実際に彼らの生き方を知れば知るほど、その印象はまったくの誤解だと気づきま…
物質的には豊かになったが、心は貧しくなった? どこかで聞いたことのある言葉ですよね。「物質的には豊かになったが、その分、心は貧しくなった」と。 たくさんの物が手に入る時代になったけれど、人間関係は希薄になり、孤独を感じる――そんな論調の中でよ…
万博で話題の「ミャクミャク」。奇抜なデザインと愛らしい動きで注目を集めていますが、実際に「かわいい」と感じるかは人それぞれで様々な意見がありますね。ここでは、心理学的観点からその人気の理由と将来の動向を考察します。 1. 単純接触効果だけでは…
これまで展開してきた〈車懸りの陣〉シリーズ第1〜4回をもとに、その世界観と考察を一つの舞台として再構成しました。戦国の理想と現実が交錯する瞬間を、寸劇として再現します。 登場人物 上杉謙信(毘沙門天を自称する軍神。自己陶酔型カリスマ武将) 宇佐…
概要上杉謙信の「車懸りの陣」は、しばしば「回転しながら攻める必殺技」として語られます。本稿では史実論争には踏み込まず、物理的に再現可能かどうかを、角速度(ω)と線速度(v)の観点から検証します。実際の渦巻を単純化し、三重の同心円(3重の輪)と…
上杉軍の「車懸りの陣」を渦巻き(三重円)として仮定し、人数と物理的条件から現実性を検証します。結論として、精密な回転攻撃ではなく、霧中で発生した偶発的な総突撃が伝説化した可能性が高いと考えられます。 検証1 渦の大きさについて 兵数:約11,000…
学生時代、1500 m を6〜8分で走ったあの“立ち上がれない疲労感”を思い出してください。あの感覚を戦場で繰り返し味わう――想像するだけで無理ゲーですよね。直径約1,050 m、円周約3.3 kmの輪を回すなら、一周だけでも約13分。これを武具を身につけ、槍を構え…
■涙がにじむやさしいお話、そして小さな違和感 読んでいると、自然に涙がにじんでしまう——そんなやさしいお話です。童心社の『うまれてきてありがとう』(作・にしもとよう)。「ママ、どこ?」と小さな命が探し歩く姿に、ただただ胸が温かくなります。 けれ…
戦国時代の名将・上杉謙信が武田信玄との死闘を演じた第四次川中島の戦いで用いたとされる 「車懸(くるまがかり)の陣」。 その実態については、さまざまな説を考察しました。今回は「創作説」「円陣形説」「戦略説」「偶発的説」の4つの視点から整理し、個…
・『だめよデービット!』について 絵本『だめよデービット!(No, David!)』の主人公デービットは、アメリカの絵本作家デイヴィッド・シャノン(David Shannon)さん自身がモデルです。 背景 作者は子どものころ、母親からいつも「No, David!」と叱られて…
はじめに 「鳴かぬなら〇〇ホトトギス」という句をご存じでしょうか。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑を象徴する句として有名ですが、実は本人たちが詠んだわけではありません。後世に作られた寓話的な表現であり、江戸時代に広まったといわれています…
三英傑とホトトギス ― 私なりの再解釈 はじめに戦国三英傑といえば、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。そして有名なエピソードのひとつが「鳴かぬなら~ホトトギス」で始まる句です。 一般的には、信長:苛烈で結果を求める秀吉:工夫と機転家康:忍耐と待つ力…
泣くことも、いいところも、すべて受け止められる一冊 子どもはまた感情表現が難しく、嬉しい、悲しい、悔しいといった気持ちをどう表現すればよいかわからず、周りの友達の表情を読み取ることも難しいことがあります。そんな背景から、この絵本『ぼくは泣き…
世界史における「中央も地方も強い」国家の希少な事例 世界史を見渡しても、「中央も地方も強い」構造を国家として成立させた例はほとんどありません。その代表例が、日本の豊臣政権とユーゴスラビアのチトー政権です。両者はいずれもカリスマ的な個人指導者…